この記事は、
- ハイポネックス原液と微分ハイポネックスの違い
- 野菜の水耕栽培での使い方
について、実際に使ってみた感想や失敗談も交えてまとめました。
- これから水耕栽培をはじめる人
- どっちを買えばいい?
- 微粉と原液はどう違うの?
という方の参考になれば幸いです。
お野菜にハイポネックス。
わたしは青しそやミックスレタスなどの水耕栽培にハイポネックスを使用してます。
ハイポネックス原液
水で薄めて使う液体タイプの肥料。
ドラッグストアやホームセンターで比較的よく見るのがこちらの肥料だと思います。青い液体で、ほんのり良い香りがします。
お値段は、近所のドラッグストアだと800ml、700円ぐらい。
- 草花や野菜など色々な植物に使えます。
- 植物の成長に必要な栄養がバランスよく配合。
- 根がよく育ちます。
- 与えてすぐ効果のでる速攻性の液体。
- 花や野菜などの実つき、花や葉の色を良くします。
使い方(野菜に使う場合)
10Lのお水にキャップ1杯(20ml)を薄めて使います。【倍率500倍】
(わたしは500mlペットボトルに、100均で買った計量スプーンで1gを入れて使っています。)
使用間隔 1週間に1回。
微分ハイポネックス
水に溶かして使う粉タイプの肥料。
大きなホームセンターや園芸品コーナーで売っているそうですが
うちの近所には置いているお店がなかったのでネット通販で購入しました。
お値段は500g、990円+送料280円で、計1270円。
- 草花や観葉植物、野菜などに使えます。
- すばやい効き目で、日照不足や暑さ・寒さ・病害虫への抵抗力が強くなります。
- 育ちが遅かったり、徒長したり弱々しい茎を丈夫にします。
使い方(水耕栽培の場合)
2Lの水に2g(2g軽量スプーン1杯)を溶かします。【倍率1000倍】
(わたしは2Lペットボトルに付属の計量スプーンで2gを入れて使っています)
使用間隔 1週間に1回、全ての液を取り替えます。
※完全に全部キレイには溶けません。リンサンとカルシウム成分は水に溶けないので、残った粒もそのまま一緒に与えてあげるのが良いそうですよ。
成分の違い
原液と微粉の主な違いは、
チッソ | リンサン | カリ | |
---|---|---|---|
原液 | 6 | 10 | 5 |
微分 | 6.5 | 6 | 19 |
このような感じで
チッソはどちらもさほど変わりませんが、リンサンとカリの数値がけっこう違います。
リンサンは、野菜や植物の根っこが強くなったり葉や花を元気にしたり色を良くしたりする栄養みたいなもので、
カリは株や茎の部分を強くしたり、日照不足や寒さ・暑さ、病害虫への抵抗力が強い野菜に育つそうです。
なので、カリの成分が多い微分ハイポネックスの方が室内で育てる水耕栽培には向いているのです。
まとめ
というわけで、
- 水耕栽培に向いているのが微分ハイポネックス。
- 土で育てる花や観葉植物、野菜に向いているのがハイポネックス原液。
ということになります。
わたしの失敗談
わたしは水耕栽培を始める際に
「ハイポネックスって名前だから同じっしょ?」と、初心者あるある丸出しで何も考えずに、最初は原液タイプを使っていました。
実際に室内で水耕栽培を始めてみたところ、
梅雨の時期の日照不足でひょろひょろと徒長してしまい、夏の猛暑では葉がしなしなと弱ってしまい心配でした。
で、肥料についてよく調べてみたところ、微分のほうが水耕栽培向きということだったので途中で微分ハイポネックスに切り替えました。
やはり微分だと茎が太くしっかりしてきますね。日照不足でもニョキニョキと成長が目に見えて早くなったような気がします。
でも「原液タイプの方ではダメ!」というわけではなくて、
「ちょっと葉の色が元気ないかな?根腐れ気味かな?」というときなど、きちんと様子を見て臨機応変に使い分けるのが大事なのだと思いましたー。
最後までお読み下さり、
有難うございましたm(_ _*)m
20230910@negi.
▼水耕栽培の様子を記録しています。