暑い夏のお弁当には危険がいっぱい。
知っておいたほうが良い、
を5つまとめてみました!
長年お弁当を作っている熟練主婦の方はすでにご存知のことだったり当たり前のことも多いとは思いますが、
おべんとう初心者の方にもわかりやすく解説しつつ、
自分もあらためて夏になったら見返せるように備忘録という意味でも記録しておきたいと思います。
夏のお弁当の注意点
そもそも、なぜ夏は注意せねばならないのか?
それは、
からです。
なので、夏のお弁当はいかに「菌を増やさないようにするか」が大事になるわけです。
年々、35℃を越える猛暑となる日が増えて来ている昨今。食中毒などのニュースも頻繁にみられるようになりましたよね。
ズサンな衛生管理が原因だったりもするかも知れませんが、
この時期のエアコンの使い方などもそうだけど、そもそも我々を含む昭和世代の常識は通用しなくなってきているのが令和時代な気がします。
これまでの常識や、意識をアップデートする必要がありそうだと感じるので、熟練者であろうとあらためて気をつけたいことでもあります。
もちろん、普段からの食事にも通ずることですが、
この記事では「夏のお弁当で最低限、これはやっておいたほうがいいよね」という基本のことに注目して、気をつけたい5つのことをピックアップしてみました。
結論から言うと、
- 水分をよく拭き取る
- 素手で食材を触らない
- 夏に向かない食材、おかずに注意
- よく冷ましてからフタをする
- お弁当グッズを上手に使う
こんな感じです。
詳しく解説していきます。
水分をよく拭き取る
お弁当箱は洗ったら水分をよく拭き取って乾かします。
水分が残っているとそこから雑菌などが繁殖しやすくなりお弁当が傷んでしまうので、夏のお弁当に「水分」は大敵です。
熱湯消毒ができない曲げわっぱには、パストリーゼで除菌するのも効果的!
パストリーゼは、アルコール77%の高い除菌力と、酒造会社ならではの醸造用アルコール・純水使用による安全性を誇る、安心と高品質のアルコール製剤です。
まな板などのキッチン用具や食品に直接かけても大丈夫だそうです(^^)♪
素手で食材を触らない
薄手のビニール手袋などをしてなるべく素手で触らないようにしたり、
盛り付ける時も菜箸やスプーンを使う、もしくは食材をさわる前に念入りに手を洗うなどして「菌を付けないように意識する」のが大事。
夏に向かない食材・おかずに注意
- 混ぜご飯、チャーハン
- ポテトサラダ
- ちくわきゅうり
- ハムチーズ(生)
- 半熟たまご
などは痛みやすいので夏場はなるべく避けたほうがよいおかずになります。
チャーハンや混ぜご飯などは水分が出やすく痛みやすいので夏場には向かないようです。
ポテトサラダも水分の出やすいきゅうりや生のハムなどが混ざっているので痛みやすくなります。ちくわきゅうりやハムチーズなども同じく痛みやすいおかずと言えます。
半熟たまごも危険。夏はしっかり中まで火を通したほうが安全です😌🍀
それと、ミニトマトは半分に切ったりヘタ付きのまま入れるのは良くないそうです。
半分に切ると水分が出やすいし、ヘタの部分には菌が繁殖しやすいのでご注意下さい。
ヘタを取ってしっかり洗って水分を拭き取るのが安全です。
水分の多い野菜や煮物などは痛みやすいので汁気はよく切るとか、そもそも夏はそういうおかずは入れないなどの工夫が必要です。
また、しきりにレタスなどの生野菜を使うのも、夏場はなるべく避けたほうが良いそうですよ。
水分の多いレタスは痛みやすいので、しきりに野菜を使いたいのであれば「大葉」の方が良いとされています。
よく冷ましてフタをする
お弁当を作ったことがある人にとっては「よく冷ましてからフタをする」というのは当たり前のことでもあったりしますが、
「お弁当の本に書いてあったから何となくそうやってる」とか「インスタで見たから」みたいな何となく派の方もいらっしゃるかも知れません。
「なぜそうする必要があるのか?」というところまであらためておさらいしますと、
「熱いままフタをしてしまうとフタに水分がついてしまい、そこから雑菌が繁殖してお弁当が傷んでしまう可能性があるから」
です。
お弁当のフタを開けた時、ポタポタと水滴がたれてくることがありますよね。あの水分が夏場はあまりよくないわけです。
お風呂や洗面所などの水回りにカビが繁殖しやすいように、夏のお弁当箱の中もとにかく「水分」には雑菌が繁殖しやすいので、気温の高い夏は冬場よりもさらに注意が必要になるのです。
お弁当グッズを上手に使う
- 抗菌シートで菌を増やさないようにする。
- 保冷バッグや保冷剤を使ってなるべくお弁当をひんやりと保つ。
といったことも効果的です。わたしは100均のものを使っております😌🍀
まとめ
というわけで、夏のお弁当は、
- 水分をよく拭き取る
- 素手で食材を触らない
- 夏に向かない食材、おかずに注意
- よく冷ましてからフタをする
- お弁当グッズを上手に使う
この5つを注意してみて下さい。
ちなみにウチの場合、
夫さんの職場には冷蔵庫があってお弁当はお昼まで安全に保存できているそうなのでかなり助かってます!
(通勤は20~30分ほど自転車で暑い中、太陽の光を浴びますのでその間守れる程度で大丈夫かな?という感じで保冷バッグに保冷剤2個入れてます)
そういう環境ではない方も、
- お弁当はなるべく涼しいところに置く
- 暑い場所に長時間放置しない
など、気をつけてくださいね!😌🍀
インスタグラムなどには見た目重視の華やかなおべんとうが沢山並んでいて、中には「この時期、これ大丈夫なのかな…?」というものもたまに混ざっていたりもします。
間違ったものをそのまま真似してしまうのは危ないですし、
ご自分(またはご家族)のおべんとうの保存環境をよく考慮して、正しい判断ができれば食中毒の予防に繋がります。
大事なご家族やご自分を守るためにも、安全第一で。
とにかく夏場はいつも以上に、
に気をつけていきましょう!
猛暑が続きますが、無理しすぎずに命を守る行動を心がけていきたいですね😌🍀
最後までお読み下さり、
有難うございましたm(_ _*)m
20240805@negi.
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