唐突ですが、
暑さに弱い体質なのか?暑い場所にいるとすぐにめまいや貧血を起こしたりぐったりして倒れてしまいます。
なので、
暑さに関する注意しなければならないことや対策・予防などに関してはけっこう敏感な方だし、暑い時期は毎年かなり気をつけているほうだと自負しています。
それでもやはり年々上がっていく地球の気温に対して体がついていけなかったり、うっかり水分を取り忘れたりしてぐったりしてしまうことも。
そんなわたしなので自分でも忘れないように、毎年夏になったら読み返せるように備忘録も兼ねて、
を書き出してみました!
うまくまとめられているかわかりませんが、
「最低限これを注意しておけば夏に命を落とすことにはならないだろう」
というわたしなりの夏を乗り越える方法を、この記事にたっぷり詰め込んでおきたいと思います!
夏に注意すること
まずおさえておきたいことは、
人それぞれ体質は違うので、人によって「暑さに対する耐性みたいなもの」の強度には違いがあるということ。
中でも、わたしはその暑さの耐性は「最弱」ぐらいだと思っていただければ間違いないです😇
夫さんは暑さの耐性は「普通よりやや強め」かも知れません。人生40年以上生きてきたなんとなくの体感で。
この記事では、
その「暑さに対する耐性が最弱のわたし目線」で語っています。
なので、暑さ耐性が高めの方にとってはもしかしたら「別にそこまでしなくても大丈夫じゃね?」と感じることもあるかも知れません。
しかし逆に言うと暑さに弱そうな子が身近にいる場合、ご自身が大丈夫でも他の人は大丈夫ではない可能性もあるというわけです。
「俺が大丈夫なんだからお前も大丈夫なはずだ!根性が足りん!」なんて言ってしまうと◯害認定されてしまう時代です。
令和の現代は、そもそも根性では乗り切れない命に関わる深刻な気温になっていることをまず受け止めて、
自分の物差しだけで判断するのではなくその場の状況に合わせた正しい判断ができるように、
お子様やお友達、ご家族など周りの方の様子にも注意してあげてくださいね。
暑さ耐性とは?
この記事ではわかりやすいように勝手に「暑さ耐性」と呼んでいますが、
みなさまはご自身が
考えたことがありますか?
例えば、夏の日差しの強い暑い日に外でウォーキングをしたとします。
「自分だったら何分歩き続けたらぶっ倒れるんだろう?」というのがパッとすぐに答えられるでしょうか?
暑さ耐性「最弱」のわたしは、炎天下では「30分」でもうアウトです。
15分ぐらいでちょっとしんどくなったり元気がなくなってきて、20分で気持ち悪くなってクラクラしたりします。30分以上歩き続けたら倒れて意識がなくなる可能性があります。
(夫さんは30分でもケロっとしています。全然大丈夫そうで羨ましい)
その日のコンディションにもよりますが、自分の限界値をだいたい把握しています。
なぜかと言うと、学生時代に1度ぶっ倒れたことがあるから。
夏休み前だったか後だったか、学校の始業式とか終業式みたいなやつで校庭に全校生徒が集まって校長先生のよくわからない長い話を聞かされるアレ。
(令和時代にはまだそういうのがあるのかわかりませんが、昭和平成初期にはそういうものがありました)
それで20~30分したところで暑さでクラクラしてきて目の前がスゥーッと暗くなっていったのです。
目を閉じていないのに目の前に見える景色が急に暗くなっていったあの感覚は30年ぐらいたった今でもハッキリ覚えています。
(ちなみに校長先生が何を話していたかは1ミリも覚えていません)
保健室で目が覚めたときにはもう体調は大丈夫でしたけれど、
「意識がなくなるのって怖い」と痛感した出来事でした。
あの時代なので、気温は今みたいに35℃は越えてなかったとは思います。せいぜい32℃~33℃ぐらい?
それでも倒れたので、37℃越えも当たり前になった現在はもっと注意が必要だということです。
最悪の事態を想定して、そうならないように予防・対策をしていく必要があるのです。
具体的な対策5選
では、暑さ耐性「最弱」のわたしの、
暑い日に外に出る時の「熱中性にならないための対策」です。
- 水分・塩分の補給
- 直射日光を避ける
- 適度に休憩をする、我慢しない
- 夏に負けない体力をつける
- 睡眠をしっかりとる
詳しく解説していきます。
水分・塩分の補給
当たり前ですが、やっぱり水分をこまめにとるのが1番大事。
基本それをしていれば大丈夫!
炭酸、コーヒー、アルコールでは水分をとったことにはならないのでご注意下さい。エナジードリンクや甘いジュースも飲み過ぎには気を付けて。
若い世代にありがちなのが、お気に入りの甘い飲み物を1日に大量に飲んでしまうこと。
ポカリやアクエリもそうですが、糖質の入った飲み物は飲みすぎるのも逆に別の病気の危険性があります。
夏の上手な水分の取り方は、
のどが渇いたときに一気にたくさんがぶ飲みするのではなく、
喉が乾いてなくても「汗となって体の水分が出ていったらそのぶんの水分を補給する」ようなイメージで、
コップ1杯程度の量(200mlぐらい)をこまめに飲むのが良いのです。
それと、外に行くときは熱中症用のあめやタブレットも必ずいくつか持ち歩きます。
梅やレモン味など、クエン酸入りで疲労回復の効果があるものが好き(^^)♪
直射日光を避ける
夏の暑い日差しを長時間浴びるのが危険なので、外ではなるべく日差しの当たらないような工夫をします。
- 帽子をかぶる
- 日傘をさす
- なるべく日陰に入る
これだけでもかなり生存率は上がります。
先ほど言った「炎天下でウォーキングをする」のを、直射日光対策をせずにやった場合と、帽子・日傘をして日陰を歩いた場合ではたぶん倒れるまでの時間が変わってくると思います。
熱中症の怖いところは脳が沸騰してしまう状態なのだとか。
ゆでた卵が生卵には戻れないように、脳も1度沸騰してしまうと元には戻らなくなってしまうのが恐ろしくて、後遺症などが残ったり、最悪、命を落とすことになってしまうそうです。
頭をしっかり直射日光から守ること!太陽の光を遮る意識が大切です。
信号で待っている時間もなるべく建物の影に隠れるように立つとか、とにかく日陰があれば日陰にいる時間を多くするのが良いですよ。
わたしは現在、無印良品の折りたたみ傘を使ってます。熱中症対策用の凄い遮光のものではありませんが、これをさすだけでも全然違います。
適度に休憩をする、我慢しない
わたしの場合ですと、
例えば「駅まで30~40分歩かねばならない」みたいな場面では、そのまま無理して歩き続けると倒れてしまう可能性がありますので、
我慢して一気に駅まで頑張るのではなく、途中で必ず休憩を入れます。
15分とか20分辺りの地点でコンビニとかスーパーとか、とにかくクーラーの効いた場所を見つけて、商品を探してるフリをしつつ5分ぐらい涼んでしまう。
体をクールダウンさせてから、さも「目当てのものは置いてなかったかー」みたいな素振りをしつつ店を出て、また目的地まで頑張って歩く。
みたいな感じです。
(いや、そんな演技はしなくても大丈夫かも知れませんが)
一緒に同行している人がいる場合、事前に周りの人に自分の体調を伝えておくというのも大事です。
「自分は暑さに弱いので15分置きに休憩しないとヤバイことになります!」とあらかじめ伝えておくことで適度に休憩も入れやすくなりますし、言い出せずに我慢しすぎて倒れてしまうという最悪の事態を防ぐことができます。
ムリをしない。我慢しない。具合が悪くなってきたり、危なかったら誰か人のいるところとかお店に入ったり、周りの人に助けを求める。
「すみません!具合が悪いのでちょっと休ませて下さい!」とか堂々と言っちゃっても良いと思います!
いざという時は、そういう勇気も必要です。
HSP気質の方や内向的な性格の人は、恥ずかしくて助けを求めたり言い出せないこともあるかも知れません。
でも命の危険の時ぐらいは大声で助けを求めて大丈夫ですよ!がんばろう!
わたしもどちらかと言うと他人に迷惑をかけるのが苦手で恥ずかしがり屋で我慢してしまうタイプなのですが、そういう非常時は頑張って声を上げてみようと思ってます!
でも、そもそもそういう無茶をせず「バスで行こう」とか「チャリで時間短縮!」とかもしていきましょう。
夏に負けない体を作る
そもそも体力がなければ、夏の暑さに耐えきれません。
普段から栄養をしっかりとって、体調が万全な状態を維持できれば良いですよね。
運動などもして体力をつけねば!と思ってはいますが、それは現状できてないので反省しています。
夏に元気が出る食べ物には
トマト・きゅうり・スイカ・豚肉・梅干し・レモン・ゴーヤ・キムチ・豆腐・めかぶ・もずくなどがあります。
ビタミンB1・ビタミンC・ミネラル・カリウム・クエン酸などをバランスよく取り入れるのが良いので、
やはり旬のものをとるのが1番ですね(^^)♪
わたしの夏のおすすめズボラ料理は、
トマト、きゅうりを一口大に切って、茹でたオクラやゴーヤも加えたり、薄くスライスした玉ねぎものっけて好みのドレッシングをかけたり、めかぶやもずくをぶっかけたりして食べるのがめっちゃ美味しいです。
アボカドやブロッコリーも良いね!
切ってのっけて、和えるだけ!
これと肉やお魚料理と、納豆や冷奴があればOK😌
あと、夏のお味噌汁もめっちゃ美味しい(^^)♪
多分、汗をかいて塩分が不足しているところに適度な塩分がとれるからだと思います。
それに加えて冷房や冷たい飲み物で冷えた体を温める意味でも、夏にお味噌汁を飲むと体がよろこんでいる感じがするので、どんなに暑い日でも晩御飯には必ずお味噌汁を付けています。
だるくて作る元気がない時はインスタントのしじみ汁とかあさげでOK!😌🍀
睡眠をしっかり取る
忘れがちなのが睡眠。
若い頃ってとくにゲームとか漫画とかお絵描きとか…楽しい趣味の時間って際限なくできちゃいますよね。
わたしも学生時代はかなりの夜型人間で、睡眠時間は2~3時間とかひどい時は寝ないで学校に行ってた時期もありました。
夢中になると眠気を感じないし、寝るのを忘れてしまう。
若いうちはそれでも元気だったりするのでアレですけれど、30後半~40代になってそれをやってしまうのはかなり危険です。
うっかりミスや思わぬ事故にもつながるし、良いことありません。思っている以上に体には負担がかかります。
家の中での注意点
そして、家の中でも油断していると熱中症や脱水症状になってしまうことがあるのでそちらの対策も。
家の中で気を付けること
- 部屋の温度・湿度に注意する
- 汗をかいたら水分を取る
- 自分の体調の変化に敏感になる
これが大事だなぁと思いました。
専業主婦の体験談と反省点。
先月、専業主婦でずっと家に引きこもっているわたしでも、熱中症や脱水症状っぽくなってしまいました。
その時を振り返ってみた時、
- 水分補給が足りていなかった
- 夜も部屋の温度や湿度が下がらない
- 日頃の疲れがけっこう溜まっていた
などが原因だと感じました。
主婦のわたしが1日で1番汗をかく時は晩ごはんを作っている時です。
我が家は西陽があたるキッチンなので、晩御飯の準備をする時間帯はエアコンを付けていてもなかなか温度が下がらず、火を使うのでやっぱりキッチンはかなり暑い。
ゆっくり休憩をしながら作れる環境であればアレなんですけど、
我が家の場合、家庭の事情で「1時間半で晩ごはんと翌日のお弁当の下準備や1、2品作り置き、翌日の朝ご飯のセットなど全部終わらせねばならない状況」なので、焦りながら汗をボタボタたらしながら作っています。
(両親たちとは食事は別々だけど、2世帯住宅ではないのでキッチンを使う時間帯がだいたい決まっている)
わたしは夏のキッチンは戦場だと思っていて、ご飯の支度が終わったあとはいつもぐったりしてます😅
そして、次に汗をたくさんかくのは寝る前や寝ている時かな?エアコンが効いていて涼しい部屋でもなぜか大量に汗をかきます。
わたしの場合、更年期障害のホットフラッシュ?みたいな症状が30代後半頃から始まっていました。
とにかく顔が火照って大量に汗をかきます。寝る前だけでなくいつでもけっこう汗かいているような気がするけど、とにかく汗の量が20代の頃と比べてめっちゃひどくなっている。
(ちなみに40代に入って子宮筋腫の手術をした時に子宮も全摘出しているので過去の自分とは違うと思います。ホルモンバランス的な意味で)
なので水分をとる量もちょっと多めにしたり、加齢による体調の変化にも注意せばならないと思っています。
それをウッカリ忘れてしまったり、夜中にトイレに起きるのが嫌なのもあって寝る前は水分を控えめにしてしまったりしたかも。
それに加えて、エアコンをタイマーで切るようにしていたことで夜中寝ている間にも汗を大量にかいてしまったのが重なってしまい、脱水症状っぽくなってしまったような気がします。
具合が悪くなった日の部屋の温度は朝起きたときで30℃、湿度が60%ぐらいありました。その前日はまだ涼しかったので大丈夫だと思ったし。
真夏だったらエアコンをつけっぱなしでもアレですが、初夏の、「夜はまだ涼しいんだか暑いんだかよくわかんない時期」はタイマーで切るか、つけっぱなしかの判断が難しかったのもあります。
やはり「電気代は少しでも節約!」という親の教えを守って昭和・平成時代を生きてきた者にとっては、「夜はタイマーでエアコンを消す」のが当たり前になっていましたが、
令和時代はもう、
という価値観にアップデートせねばなりませんよね。
この夏は改めて、
- 部屋の温度は30℃を越えたらエアコンで28℃位を保つ(熱帯夜は寝る時もつけっぱなしでOK)
- 自分がどれくらい汗をかいているかをしっかり把握してそれに伴った水分補給を忘れない
- 普段からしっかり睡眠をとって、疲れをとる
身にしみて、大事なことだと思い知らされました。
小さなお子様や高齢者も。
また、まだ自分の体調のことを上手に周りに伝えられないお子様や、
高齢になると体の水分調節が上手にできず汗をかかなくなってきたり、喉が乾いていることに気づかなくなってくるそうです。
のどが渇いたり汗をかくという感覚の部分だけでなく「このくらい時間が経ったらこれだけ飲む」というルールを決めていくことも必要になっていくかも知れません。
熱中性になった時
では実際に熱中症や脱水症状になってしまった時どうすればよいか。
- 水分・塩分補給
- 体を冷やす
- 涼しい場所で安静する
できるだけ早急に水分をとり、汗を拭き、冷たいタオルや保冷剤で首や脇の下、おでこなどを冷やします。
涼しい場所で安静に休んでいれば回復できると思います。
水分は2Lを一気にがぶ飲みするとかではなく、500mlのポカリとかをちょっとずつ時間を開けてこまめに取っていくイメージで。
(一気に大量の水を飲みすぎるのも危険ですので気を付けて!)
それでも症状が改善されない場合や、さらに具合が悪くなった場合は迷わず救急車を呼んだり、
一人では何も出来ないくらいひどい場合は家族を呼ぶなどして、病院で診てもらうことも大切です。
時間が経てば良くなってくる場合もありますが、早く治療しないと手遅れになる場合もありますので、その判断はなかなか難しいですが、とにかくムリに我慢しすぎないように。
ちなみに。
病院では、検査の前にどんな具合なのか問診があったります。
- どこが悪いのか、それはいつからか
- 熱はあるのか、いつ頃から熱が出たのか
- 便の調子や色など
- 食事はとったのか
など、聞かれることがあるので「いつもとは違うな、変だな」という症状があればしっかり伝えられるように日頃から手帳などにメモっておくようにすると良いかも。
(緊急時はそんな余裕も無いかも知れませんが)
まとめ。
というわけで、
この記事に書いたことは、だいたいこの時期テレビ番組やネットニュースなどでも散々言われていることで、特に目新しいこともないし誰も知らない裏技みたいなものでもありません。
でも結局その「基本のこと」が1番大事だし、言い方が悪いかも知れませんが、こういった知識が足りない人やそういう情報を軽視する人が病院に搬送されたり命を落とすことになってしまうのではないかな…?とも感じます。
(もちろん、やむを得ない状況もあるとは思いますが)
なので大事な人や、身近な周りの人にも教えてあげることも重要です。
日頃の生活習慣だったり、年を重ねるほどちょっとした不摂生が思った以上に体に響いてくることも確かですし、
今は大丈夫でも、2~3年後はどうなっているかわからない。
とにかく、
- 「自分は大丈夫だ」と過信しない。
- 過去のやり方が通用しなくなることもある。
- 変化の激しい令和時代は常に情報をアップデートしていく。
それを肝に銘じて、毎年、夏が来るたび気を引き締めていかねば生き残れない時代に突入したのかも知れません。
わたしも自戒の意を込めて、この記事に書いたことを忘れないようにしていきたいと思います。
忘れないようにこの記事をブックマークして、毎年、夏が来たら読み返すのも良いですよ!(^^)♪
どうしても伝えたいことを盛り込んだらこんなに長くなってしまい申し訳ございません^^;
長い記事は読まれにくいことはわかっているのですが、(いくつかの記事に分割しようかとも考えましたが)やっぱ流れ的にこのほうがわたしの熱意が伝わりやすい気がして良いかなぁと判断したため8000文字近くの長い記事になってしまいました😇
最後までお読み下さり、
本当に有難うございました!
m(_ _*)m
頑張って夏を乗り越えましょう!
20240814-17@negi.
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